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症例①|頭痛
30年来の頭痛でお薬が手放せなかった50代の女性
頭痛以外の症状としては、
- 肩こり
- 首こり
- みぞおちの硬さ
- 手足の冷え
- 頭蓋の硬さ
などがありました。
みぞおちが硬いと、
副交感神経優位の時間があまりないと考えられます。
これは、内臓のリズムが悪くなったり、内臓の動きが促進される時間がすくなくなり、消化、吸収、排泄など、体の回復に関わる機能が落ちている可能性が高いです。
この方は他に
背骨の側ががちがちに固まって、肩や首が辛いとのことでした。
これも、交感神経が優位になっている時間が長いのでは?と考えます。
戦闘モードの交感神経が優位なのが、長すぎて、
逆に
休息モードの副交感神経が優位なのが、短すぎるという状態です。
だから、硬い筋肉を柔らかくなるように施術するだけでなく、自律神経を整えて、
自分自身でも回復できるからだにしていく必要がありました。
肩、首、背骨の動きをだしたり、可動域を、大きくしていくと同時に、
みぞおちや腹部を柔らかくして副交感神経のスイッチを入りやすくしました。
また、肩や首の位置をリラックスしても保てるように、足元のバランスを整えていきました。
通われて2ヶ月目で、
頭痛はほぼ出なくなりました。
4ヶ月目には、
肩が凝ることもあるけど、ちゃんと寝たらあまり気にならない状態へと、自分で回復する力がついてきました。
介護職でお体の疲労が強いときがあるため、メンテナンスに、通われています。